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    「自動車保険」は「自賠責保険」では補償しきれない事故に備えるための保険です。
    「自賠責保険」の補償は最低限となっており、重大事故には対応しきれないため、「自動車保険」は任意と呼ばれながら実際にはほとんどのドライバーが任意保険に加入しています。
    被害者や遺族への補償だけでなく、自身のケガや自動車の損害を補てんするものもあるので、必要な保険をしっかり見極めて契約が必要です。

    補償内容

    説明

    対人賠償保険 自動車事故で他人を死傷させたときの損害賠償責任について、自賠責保険からの給付を超えた損害賠償額が支払われます。
    対物賠償保険 自動車事故による賠償責任のうち、人的被害を除く部分に対する補てんを行います。
    壊れた物の修理費・再購入費のほか、それによって生じた休業損害なども含まれます。
    車両保険 自身の車両の損害(事故のほか、車両の盗難、地震や津波、噴火以外の自然災害による損害も含む)への補てんを行います。
    搭乗者傷害保険 車の運転中にその車に乗っていた人(運転者を含む)が死傷したときに保険金が支払われます。
    他人を乗せていてケガをさせた場合、対人賠償保険からも保険金が支払われますが、それとは別に定額の保険金が支払われます。
    自損事故保険 自損事故の場合は、賠償金が支払われるべき相手が存在しないため、救済措置として自車の保険から定額の保険金が支払われます。
    対人賠償保険に自動付帯されている保険です。
    無保険車傷害保険 事故で死亡または後遺障害を負って、相手方が無保険だった場合、救済措置として自車の保険から対人賠償保険相当額が支払われます。
    対人賠償保険に自動付帯されている保険です。
    人身傷害補償保険 無保険車傷害保険、自損事故保険、搭乗者傷害保険を包含する保険です。
    歩行中の自動車事故によるけがも補償に含まれます。